ジャッジアイズ 【JUDGE EYES】― 死神の遺言― チャプター10「デコイ トラップ」

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敵をおびき寄せるため、夜の神室町を歩く八神と海藤。
路地裏で羽村の手下に襲われたが返り討ちにする。
すると羽村が銃を構えて現れた。
「手ぇ引くチャンスは何度もくれてやった。」
「覚悟はできてんだよな?」
「お前らはやりすぎた。」
「これでやっとすっきりするわ。」
羽村は海藤の左脇腹を撃った。


杉浦が助けに入り、八神は逃げ出すことができた。
作戦を立て直し、八神と杉浦の2人で奇襲をかける。
「羽村!まだこんなとこにいたんだな。逃げそびれたか?」


八神は羽村をボコボコにした。
「外にバンが停めてあるから。」
「早く医者のとこへ。俺はまだ用が残っている。」


東と杉浦で海藤を連れ出すと、松金組長がやってきた。
「もう俺も腹括ったよ。」
「どうせお前らは殺したって止まりゃしねえんだろ。」


「気づくのが遅いよ、親っさん。」
八神は松金組長に手渡された拳銃を羽村に向ける。
「よお、まだ口は利けるんだろ?」
「これ以上あんたに時間かけたくない。ちゃんと協力してくれ。」
「ご自慢のモグラは近くにいないのか?」
「肝心なときにいないんじゃ役に立たねえな。」
「モグラを裏切って死ぬか、モグラをかばって死ぬか、どっちがいい?」
「どこに行けばやつに会える?」
「やつはいったい何者なんだ?」


口を割らない羽村を松金組長と一緒に共礼会のアジトに連れて行った。
塩屋が羽村に近づく。
「よお、来たな、羽村。」
「ずっと会いたかったで。」
「松金組の組長さんでっか?こりゃ初めまして。」
「せやけどアンタ、東城会の組長さんいうたらもうちょい貫禄見せなあかんのとちゃいます?」


八神が言う。
「塩屋さん、羽村にモグラの正体を吐かせたい。」
「その間だけ匿ってもらえるか?」
「俺は今も梶平会長から頼まれた仕事してるんだ。」


「そっちの話が済んだら羽村は俺らによこせや。」


八神が言う。
「いいよ。喜んで。」
「さすがにここじゃ借りてきた猫だな。」
「あんたのそんな顔初めて見たよ。」


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