ゲーム ネタバレストーリー まとめ

ゲームのストーリーをまとめていきます。

ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち 第一章 王宮の戦士たち

<< 序章   [一覧]  第二章 おてんば姫の冒険 >>


これはバトランドという小さな国の王宮戦士の物語。
ライアンもその王宮戦士の一人だった。
ある朝、王様は戦士たちをお城の広間に呼び集めた。
「これより王様からそなたたちにお話がある。心して聞くように。」


王様が言う。
「皆のもの、楽にしてよいぞ。」
「さて、話しというのは他でもない。」
「最近、子どもたちがいなくなるという噂はお前たちも聞いておろう。」
「今朝もイムルの村より母親たちが涙ながらに訴えてきておる。」
「なにゆえ子供がいなくなるのか。何者かがさらっているのか。」
「この国の王として、もはや放っておくわけにはいかぬ。」
「ことの真意を確かめ、このわしに報告せよ。ゆけ、我が戦士たちよ。」


ライアンの元に子供がいなくなった母親が駆け寄る。
「戦士様、お願いです。どうか私たちの子供を探して下さい。」
「あの子はまだ生きています。ああ、でも急がないと手遅れになってしまう。そんな気が。」


ライアンはバトランドの北西にある洞窟を通ってイムルの村へ向かった。
イムルの村に着いたライアンは階段から地下牢へ行き、牢屋の中の人と話をした。
「僕はアレクスっていうんだ。」
アレクスはパンを盗んで捕まったのだという。
子供のような話し方をしている。


ライアンは一度バトランドまで戻り、城下町の南西部にある家でアレクスの妻フレアと話をした。
「え?夫のアレクスが盗みを働いてイムルの村の牢屋に?」
「ああ、なんてことでしょう。信じられないわ。アレクスが盗みを働くなんて。」
「どうか戦士様。この私を夫の元まで連れて行って下さいませ。」


ライアンはフレアを連れてイムルの村の地下牢へ向かった。
フレアがアレクスに駆け寄る。
「あなた、あなたなのね?」


アレクスはフレアの事がわからない様子だ。
「おばちゃん、誰?」


フレアが動揺している。
「私がわからないの?あなたの妻、フレアよ!」


アレクスはすべてを思い出したようだ。
「まったく、オレとしたことが。魔物どもに襲われ、死にかけた恐怖で子供がえりをしていたらしい。」
「そこの戦士殿。どうもありがとうございました。」
「あ、そうそう。これは子供たちから聞いたのですが、村の南東の森の中に子供たちの遊び場があるとか。」
「何かあるかもしれません。ぜひ行ってみてはどうだろう。」


ライアンが南東の森の中に行くと、何処からか声が聞こえてきた。
「こっちへおいでよ。」
近くに井戸があり、そこから聞こえてきているようだ。
井戸の中はダンジョンになっていた。
奥へ進んで行くと宝箱があった。
宝箱には空飛ぶ靴が入っていた。


外に出て空飛ぶ靴を履くと、ライアンの身体は空高く舞い上がり、湖の塔の最上階へワープした。
湖の塔の1階まで降りていくと、行方不明になっていた子供たちとピサロの手先がいた。
ピサロの手先が言う。
「我らの目当ては子供のみ。勇者になる可能性のある子供のみだ。」
「大人になぞ用はない。」
「だがここを知られたからには生かして帰すわけにはいかん。死んでもらうぞ、戦士よ。」


ライアンは襲いかかってくるピサロの手先を返り討ちにした。


「人間ごときにやぶれるとは。」
「だがきっと、他の魔物達が勇者を探し出し、その息の根を止めることだろうよ。」
「お前たち人間は、やがて帝王様の生贄となるのだ。地獄で待っているぞ。」


ピサロの手先は消滅した。


子供たちを助けたライアンはイムルの村へ向かった。
子供たちが帰ってきたことで、村中が喜びに沸いた。

バトランドに帰り、王様に報告する。
「おお、ライアン。よくぞ戻った。待ちわびたぞ。」
「この度のそなたの働き、誠に見事であった。」
「イムルの親子も喜んでおろう。」
「そなたのような家来を持てたことはわしの誇りだ。」
「そうじゃ、褒美を取らせよう。何か望みはないか?何でもよいぞ、ゆってみい。」


ライアンは旅に出たいという旨を王様に伝えた。
「なんだと?旅に出たいと申すか!」
「するとそなたは、まだ子供である勇者を見つけ、守りたいと。」
「あいわかった。それがそなたの望みならもう止はせぬ。」
「ライアン、気をつけてゆくのだぞ!」


こうしてライアンは、この地の何処かにいる勇者を求め、旅に出たのだった。


<< 序章   [一覧]  第二章 おてんば姫の冒険 >>